藤井美樹WeeklyコラムVol.21 信頼される人がしている整え方

2026.02.12

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こんにちは。
株式会社STAGE・株式会社Cport代表の藤井美樹です。

前回は、第一印象や言動の一貫性といった「信用」についてお話ししました。
今回はその先にある、「信頼」について考えてみたいと思います。

信用は、一瞬で得られることがあります。
過去の実績、肩書き、第一印象。
けれど、信頼はそう簡単には積み上がりません。
時間と行動の積み重ねの中で、少しずつ育っていくものだと感じています。

 

信頼される人の日常は、とても地味
信頼される人が特別なことをしているかというと、そうではありません。

約束を守る。
返信や反応が早く、連絡がスムーズ。
事前準備や振り返りを怠らない。
期待された以上の成果を、静かに出し続ける。

一言で言えば、「当たり前のことを、当たり前にやっている」。
でも、この“当たり前”を続けるのは、実は簡単ではありません。

違いを分けるのは、能力よりも物事を見る前提です。
恐怖心から動いているか、安心感を土台にしているか。
その前提が、行動の質や、周囲との関係性を大きく変えていきます。

信頼が積み上がる人は、
失敗を恐れて動くのではなく、
うまくいく前提で物事を考えています。


信頼は、失ってから気づくもの
信頼について考えるとき、
「信頼を得た瞬間」よりも、「信頼を失った場面」が浮かぶことがあります。

信頼は、一度の出来事で崩れることもあれば、
小さなズレが積み重なって、気づかないうちに失われることもある。

共通しているのは、能力不足ではありません。
多くの場合、そこにあるのは“こだわりの差”です。

例えば、
仕事では「うっかりしていました」と言う人でも、
駅のホームから、うっかり落ちてしまうことはないでしょう。

風邪をひいて仕事に穴を開けてしまう人でも、
自分が新郎新婦として迎える結婚式に、
体調を崩したまま臨むことは、まずありません。

能力の問題ではなく、
どこまで想像し、どこまで整えようとしているか。
日常のこだわりや想像力の差が、
信頼を左右することもあるのだと思います。


信頼は、在り方の積み重ね

信頼を得ようと意識した瞬間、
それはもう「信頼」ではなくなっている気もします。

無理に取りにいくものではなく、
日常の行動と在り方の結果として、
静かに残っていくものなのだと思います。

そして、信頼は、人とのやり取りの中だけで完結するものではありません。
在り方として身についていくと、
その姿勢は日常の細部にも表れていきます。

そうした在り方は、結果として、チャンスが巡る環境として表れていきます。

次回は、
その環境がどのようにつくられていくのか。
信頼が自然と集まる人の「環境の整え方」について、考えてみたいと思います。

【プロフィール】

藤井美樹
株式会社STAGE・Cport代表。
“装い・内面・健康を整える”を軸に、複数のブランドを展開。

・装いの自己実現を支援する《オーダースーツサロン|Visionné》
・脳と心を整える《ドライヘッドスパサロン|Salon by Papillons et nature》
・美容と健康を支える《オーガニックセレクトショップ|Papillons et nature》

働く人たちが、日々のパフォーマンスや判断力、人との関係性をよりよくするために、
「整えること」からライフスタイルを見直す支援を行っている。

自身の経験を活かし、講演・執筆活動を通してキャリア設計やセルフマネジメントをテーマに発信。
国家資格を持つ管理栄養士や熟練のスタイリストなど、各分野のプロフェッショナルと連携し、
一人ひとりに合わせた実践的なサポートを届けている。

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