冬こそ要注意!気づかぬうちに進む「隠れ脱水」の正体とは?

2026.02.20

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「脱水に最も注意しないといけないのは夏」と思っていませんか?
じつは冬こそ、気づかないうちに体内の水分が不足する「隠れ脱水」に陥りやすい時期。
エアコンの効いた室内やマスク生活、テレワーク中心の生活が続くことで、水分補給のタイミングを逃してしまう人も少なくありません。
この記事では、隠れ脱水の正体と対処法についてご紹介します。

冬こそ気をつけたい「隠れ脱水」とは?

自覚のないまま脱水が進行する状態を「隠れ脱水」と呼びます。一般的な脱水症状のような明確な症状があらわれないため、脱水状態になりかけていることに気づきにくいのが特徴です。
水分を意識的に摂る夏場とは異なり、のどの乾きを感じにくくなる冬はつい水分補給を忘れがちになります。そのため、冬こそ脱水状態に気をつけなければいけないのです。

人は1日2.5リットルの水分を失っている

私たちのからだは、季節に関係なく1日に約2.5リットルもの水分を失っています(※1)。
その内訳は、尿や便、呼吸、皮膚からの蒸発など。汗をかいていなくても、水分は常に体外へ出ているのです。
冬は空気が乾燥しているうえ、暖房の影響で体内の水分が奪われやすく、水分を失う量に対して、摂取量が追いつかない状態になりやすいとされています。

こんな人は隠れ脱水に注意!

次の項目に心当たりはありませんか?当てはまる数が多いほど、隠れ脱水のリスクが高いかもしれません。

□ テレワークやデスクワークが中心

□ マスクを長時間着用している

□ 暖房の効いた部屋で過ごすことが多い

□ トイレが近くなるのが嫌で水分を控えがち

□ コーヒーや紅茶が水分補給の中心

とくにマスク生活では、のどの渇きを感じにくくなり、水分不足に気づきにくいと指摘されています。

隠れ脱水が招く思わぬ不調

隠れ脱水は、はっきりした症状が出にくく気づきにくいのが特徴です。
これから紹介するような日常の小さな不調を感じていたら、隠れ脱水かもしれません。

便秘

水分が不足すると、不足した水分を便から吸収することになります。
その結果、便が硬くなりやすくなり、腸内をスムーズに移動できなくなることで、便秘につながるとされています。
「食物繊維は摂っているのにお通じが少ない」という人は、水分不足が影響しているかもしれません。

集中力の低下

体内の水分が不足すると、血液の量が減り、血流が滞りやすくなります。
その結果、酸素がからだのすみずみまで行き渡りにくくなり、脳への酸素供給も不足しがちに。
こうした状態が続くと、集中力の低下につながることがあるとされています。
仕事中にぼんやりしたり、ミスが増えたりする場合は、体調だけでなく水分が足りているかどうかも一度振り返ってみましょう。

疲れやすい

水分不足による血液量の減少で影響を受けるのは、脳への酸素供給だけではありません。筋肉や内臓にも十分な栄養が行き渡らなくなり、これは疲れやすさにつながります。
さらに、消化管への血流が低下すると消化・吸収の働きも弱まり、食事から摂った栄養を体力の回復に十分使えなくなることもあるのです。

イライラしやすい

軽度の脱水が, 気分に影響を与えるという研究があります(※2)。
「なんとなく気持ちに余裕がない」と感じるときは、日々の水分摂取量にも目を向けてみてください。

冬の隠れ脱水を防ぐ方法

隠れ脱水を防ぐには、とにかくしっかり水分を摂ること。日々のちょっとした意識で予防できます。

少量ずつ、こまめに水分を摂る

水分は一度に大量に飲むのではなく、少量ずつこまめに飲むのがおすすめです。のどが渇いていなくても、たとえば1時間ごとなどと時間を決めて定期的に飲むのもいいでしょう。
また、起床後や仕事の合間、入浴前後など、生活の動作とセットで水分を摂るようにすると習慣化しやすくなりますよ。
なお、水分補給は水やカフェインが少ないお茶を基本にし、糖分の多い清涼飲料は飲みすぎないように注意してください。

食事からも水分を補う

水分は飲み物だけでなく、食事からも摂取できます。汁物や野菜、果物などを取り入れることで、無理なく水分量を増やせます。
とくに冬は、スープや鍋料理など、からだを温めながら水分補給できるメニューを意識しましょう。

水分不足の体質には漢方薬も役立つ

水分補給を意識していても、体質や生活習慣によっては水分がうまくめぐりにくい人もいます。そんな場合、根本改善を目指す漢方薬を取り入れるという選択肢もあります。
体内の水分バランスを整えるには、
・水分代謝を整えて余分な脱水を防ぐ
・水分の循環をよくして必要な水分を届ける
・胃腸の働きを助け、水分の吸収をよくするる
といった働きをもつ漢方薬を選びましょう。

<水分バランスのお悩みにおすすめの漢方薬>

・麦門冬湯(ばくもんどうとう)
口腔、咽頭、気管支に潤いを与える漢方薬です。呼吸器系や上気道が乾燥して起こる咳や気管支炎などに用いられます。

・白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
体のほてりをとり、胃腸での水の産生を促す漢方薬です。口の渇き、手足のほてりなどに幅広く用いられます。

漢方薬は体質や状態に合わせて選ぶことが大切で、合わないものを選んでしまうと、十分な実感が得られなかったり、体調に合わないと感じたりすることもあります。
そんなときは、専門家に相談しながら選ぶのがおすすめ。たとえば、オンラインで漢方相談ができる「あんしん漢方」のようなサービスを利用すれば、薬効や体質との相性、日常生活で気をつけたいポイントなどを相談できます。
専門家がAIを活用して選んだあなただけの漢方薬を自宅まで届けてもらえるので、忙しい人でも無理なく取り入れやすいでしょう。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

隠れ脱水にならない冬を

冬は、気づかないうちに隠れ脱水が進みやすい季節です。
日常の小さな不調を見逃さず、こまめな水分補給や食事の工夫を意識しましょう。体質に合ったケアで、冬を過ごしましょう!

【参考情報】
(※1)厚生労働省「健康のため水を飲もう講座」
(※2)ScienceDirect「Mild Dehydration Affects Mood in Healthy Young Women1」

<この記事の監修者>

 

 

 

 

あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

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