仕事や家事に追われる毎日のなかで、妊活のために新しい時間をつくるのは難しいもの。
だからこそ、今の健康状態や生活習慣に目を向けることが大切です。
本記事では妊活前から始められる漢方や、体質づくりのセルフケアについて紹介します。
妊活・体質づくりガイド
1.妊活の第一歩は、今のからだを知ること
新しい習慣を追加するのはハードルが高いもの。
だからこそ、まずは食事、月経周期、疲れやすさを振り返ってみましょう。
「最近寝不足が続いている」「月経前は疲れやすい」など、小さな変化に気づくことも大切です。
妊娠前から自分の体調と向き合う姿勢そのものが、これから体質を整えていくための大切な土台になります。
2.小さな習慣から始める、妊活セルフケア

妊娠前から栄養バランスを意識しておくことは、からだづくりの基本とされます。
忙しい朝でも、卵や納豆、ヨーグルトなど、たんぱく質をひと品プラスするだけで十分です。
また、子宮や卵巣がある下腹部は、もともと冷えやすい場所。
腹巻きやカイロで日頃からやさしく温める習慣を取り入れてみましょう。
さらに、生理の周期や体調の変化をスマホやノートにひと言でもいいのでメモしておきましょう。
見える化することで、自分のからだのリズムや変化に気づきやすくなります。
3.妊活前の体質づくりに、漢方薬という選択肢も

食事や睡眠、冷え対策などのセルフケアに取り組みながら、妊娠に向けてからだを整える方法のひとつとして、漢方薬を取り入れる選択肢もあります。
妊活中の漢方薬は、体質だけでなく月経の状態や持病、服用中の薬なども踏まえて選ぶことが大切です。
また、漢方薬のなかには子宮収縮を促す恐れのあるものや下剤成分を含むものもあり、妊娠の可能性がある場合や妊娠が判明した後に安易に服用を続けることは危険です。
自己判断で選ぶのではなく、妊娠を希望していることを医師や薬剤師に伝え、自分に合うものを探しましょう。
忙しくて病院や薬局へ足を運ぶ時間が取りにくい方には、オンラインで専門家に相談できる「あんしん漢方」というサービスもあります。自宅にいながら、気軽に相談できますよ。
4.妊活の体質づくりは、無理のない一歩から
食事の工夫や腹巻き、ひと言メモといった小さな一歩から、無理なく自分らしい体質づくりを重ねていきましょう。
山形 ゆかり(やまがたゆかり)
あんしん漢方薬剤師

薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。
