こんにちは、ドイツ・ミュンヘン在住トータル美容家の熊谷真理です。
寒暖差を繰り返し、ようやく春本番を迎えた南ドイツ。ヨーロッパは5〜8月がベストシーズンといわれており、これからが楽しみドキです!
さて、気温の高まりと共に気になり始めるのが紫外線。もう年中日焼け止めを塗るのは常識となっていますが、みなさん、適切な量をきちんと塗れていますか?今回はこれ以上シミを増やさない正しい紫外線対策についてお届けしていきます。
紫外線にはA波・B波の2つある
地表に届く紫外線にはA波とB波があり、夏になるとサンバーンを引き起こし、皮膚を赤黒くするのがB波。こちらは波長が短くエネルギーが強いため、皮膚の外側である表皮にダメージを与えます。夏になるとシミができるのはB波の影響。
一方で年間を通して降り注がれる、波長の長い紫外線がA波です。A波は曇り空や窓ガラスも通過して皮膚に届くほどの波長の長さゆえ、表皮の奥にある真皮に影響…。しわやたるみなどの原因になります。
以上のことから、これからの季節は特に紫外線対策が必須!今回は是非とも意識していただきたいこれ以上シミを作らないデイリーケアを3つご紹介します。
まず1つ目は日焼け止めを適切な量塗るということ
日焼け止めは毎日塗ってるよ、という声が聞こえてきそうですが、正しい量を塗れている人は案外少ないんです。
化粧下地やファンデにSPFが含まれてるから十分だと思っていませんか?
実は日焼け止めの正しい量は皮膚1㎠に対して2㎎といわれており、全顔に換算するとパール2個分の日焼け止めが必要といわれています。恐らく想像以上に多いと感じた人が多いのでは?
ちょっと多いかも、、と感じる量ですが、紫外線から肌を守るためにも日焼け止めはしっかり塗っておきましょう。
続いて2つ目は、朝のビタミンCスキンケア
ビタミンCって朝使うと良くないと思っていませんか?ビタミンCは柑橘類に含まれる光毒性のあるソラレンとはまったく別成分のため、朝使うことは問題無し。むしろビタミンCには紫外線やストレスによって生じる活性酸素の働きを除去してくれるため、むしろ、朝こそ使った方が良い美容成分なのです。
ラスト3つ目は水をたくさん飲むということ
春夏はとくに紫外線等の影響を受け、体内にメラニン色素が溜まりやすいため、しっかりと水を飲んでターンオーバーを促すことがマストとなります。1日1.5〜2リットル程度を数度に分けて飲んでみてください。
体の内側から潤し、循環を良くすることがシミケアの絶対条件。これからの季節はより力を入れて取り組んでみてくださいね!
筆者のプロフィール
【熊谷真理】
ドイツ・ミュンヘン在住メイク・スキンケア講師/エステティシャン/美容ライター
- 1987 年栃木県宇都宮市生まれ。 2009 年青山学院大学卒
- ニューヨーク州認定エステシャン
- 第6回コスメコンシェルジュ金賞受賞
- ミスグローバルアース 2021・2022スキンケア講師
- 2023年5月~ドイツの現地サロンでエステティシャンデビュー
- SNS総フォロワー10万人超
【Instagramアカウント】
熊谷真理 公式 Instagram 𝙈𝘼𝙍𝙄 𝙆𝙐𝙈𝘼𝙂𝘼𝙄 🇩🇪🇺🇸 | メイク・スキンケア講師| 海外美容| Kindle本ベストセラー獲得
熊谷真理 公式 Instagram 𝑴𝑨𝑹𝑰 𝑲𝑼𝑴𝑨𝑮𝑨𝑰 | 🇺🇸🇩🇪メイク・スキンケア講師| 美容ライター|
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