Dr.Aboが教える!“死ぬまで元気で美しく”を叶えるコラム
北青山D.CLINIC阿保義久院長をお招きし医師の視点でのアドバイスを
豊富にちりばめています。
ぜひ、ご一読ください。
春に向けて始める、エイジングケア習慣で内側からキレイを!
先日、公開された北青山D.CLINIC阿保義久院長へのインタビュー記事。そこでは、ドクターズサプリ「Dr.Formula」に込めた想いや、阿保院長のキャリアにまつわるエピソードをご紹介しましたが、今回からいよいよ本格的にコラム連載をスタートします。
医師として伝えたい、ドクターズサプリに込めた健康への願い|北青山D.CLINIC 阿保義久先生インタビュー | Cinderella Fit
テーマはずばり、“死ぬまで元気で美しく”!「元気に長生き」も「美しさを保ち続けること」も、どちらか一方ではなく、両立してこそ本当の人生の豊かさが得られると思いませんか?ですよね。そこで、美容から健康まで幅広い知見をもつ現役外科医の阿保院長の専門知識をベースに、明日から取り入れやすいエイジングケアのヒントをお届けします。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
冬から春へスイッチ!体と肌のリズムを整えるタイミング
冬の冷たい空気で乾燥しきった肌、冷えや運動不足で滞りがちな体……。そんなダメージを抱えたままだと、春先の紫外線や気温変化などの外的刺激に対応しきれず、肌荒れや疲労を招きやすくなります。
阿保院長からのアドバイス
阿保院長がすすめる、春に向けた3つのケア習慣!
春を迎える準備として、阿保院長が提案する3つのケア習慣をご紹介します。日常生活に取り入れることで、内側から体を整えることが可能です。
【ケア習慣その1】栄養バランスを見直す
冬の間は、食生活が乱れがちだったり、体を温めること優先で炭水化物や脂質に偏っていたりする方も多いのでは?春に旬を迎えるお野菜やお魚は沢山あります。例えば、旬の春キャベツと、EPA・DHAが豊富で血液をサラサラにしてくれる働きが期待できる鮭を使った「春キャベツと鮭のバター炒め」なんかも、季節を感じながら、栄養バランスを整えるメニューとして最適です。春先に向けて、新鮮な野菜や果物、肉や魚、卵や大豆製品など、良質なタンパク質を含む食材を使ったお料理を楽しみつつ、下記3つの栄養素を積極的に取り入れてみましょう。
(1) NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)
細胞(内のミトコンドリア)でのエネルギー代謝をサポートし、体内から活力を引き出す成分です。NMNを食品から摂取するには膨大な量が必要であるため、効率的に取り入れるにはサプリメントの活用が効果的です。
(2) ビタミンC
シミの原因となるメラニン色素の生成を抑え、肌のハリを保つコラーゲン生成を促進するだけでなく、抗酸化作用があるので紫外線による酸化ストレスから肌を守ります。旬のイチゴや柑橘類を意識して食事に取り入れましょう。
(3) コエンザイムQ10(CoQ10)
加齢に伴い減少するCoQ10は、代謝の促進と疲労感の軽減に役立つだけでなく、加齢現象の主因となる酸化ダメージを抑える強力な抗酸化素材です。食事だけで十分に摂取しにくい成分なので、サプリメントで補うのがおすすめ。疲れが抜けず、体が重いと感じるこの時期にも最適です。
【ケア習慣その2】睡眠の質を高める
「ゴールデンタイム」と呼ばれる夜10時から深夜2時の間に深い眠りを確保することは、体と肌の修復にとって重要です。スマホの強い光を避ける、就寝1~2時間前にぬるめのお風呂に入る、入浴前に軽い運動(ストレッチなど)をするなど、寝る前にリラックスする時間をつくることで、良質の睡眠を得るのに役立ちます。また、日頃からストレスを溜め込まない工夫も大切です。たとえば、寝る前に日記やメモを書いて頭の中を整理したり、呼吸法や軽い瞑想を取り入れることで、小さなストレスのリセットにもつながります。その結果、眠りの質も上がり、肌や体のコンディションも整いやすくなるでしょう。
【ケア習慣その3】軽い運動を日課にする
ウォーキング(大股歩き)やストレッチングなどの運動を日常に取り入れることで、代謝が促進され、脳神経、心臓血管、呼吸器、消化管などの機能が改善します。短時間でも無理なく続けられる運動が、春に向けた体づくりに効果的です。
阿保院長直伝!この時期ならではの注意点
阿保院長からのアドバイス
今こそ始める!“死ぬまで元気で美しく”への第一歩
いかがでしたか?「死ぬまで元気で美しく」を叶えるためには、日々の積み重ねが大切です。春の入り口となる3月は、リセットして新しいことを始める絶好のタイミング。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひライフスタイルを見直してみてください。次回以降も、季節やテーマに合わせたエイジングケアのヒントをお届けしますので、どうぞお楽しみに!
北青山D.CLINIC阿保義久院長プロフィール
1965年青森県生まれ。東京大学医学部医学科卒業。2000年に北青山Dクリニック(現:北青山D.CLINIC)を設立し、外科医としてのスキルを生かして日帰り手術を発案したほか、病気を作らない予防医療、治癒が可能な段階で早期発見するための人間ドック、生活の質を高めるアンチエイジング療法、進行がんに対する革新的治療まで、質の高い医療サービスの提供にも精力的に取り組む。「医療にイノベーションを」を理念に掲げ、理想的な医療環境の構築にも励んでいる。著書には『アンチ・エイジング革命(講談社)』、『下肢静脈瘤が消えていく食事(マキノ出版)』、『尊厳あるがん治療(医学舎)』、『コロナの時代のアンチエイジング』などがある。
クリニックURL:https://www.dsurgery.com/