ドレッシングやパスタソースなどコンビニ・スーパーなどでお馴染み知らない人はいないキユーピー株式会社の「Italiante バジルソース」が出来るまでのお話です。
皆さん最後までご覧ください。
「Italiante バジルソース」は商品名からしてイタリアを想像してイタリアから運んだバジルリーフを使っていると思われる方もいるかも知れませんが、バジルは意外にも日本でも生産されていたのです。
手間暇かけて育てられた国産バジル
大分県の北東部にある国見町は露地栽培のバジルの生産が盛んで、近隣の農家が手間暇かけてバジル栽培をしており、「Italiante バジルソース」や「あえるパスタソース バジル」などの主要な原料は安心の国産が使われています。
農地は農業に適さないと言われた山あいにありますが、国産バジル生産量トップを誇っています。
安心安定の国産へのこだわり
バジルリーフの香気成分は揮発性が非常に高いため、時間とともに香りが失われ、色もあせやすく、運搬の際の振動にも弱いという理由で輸入に頼ることは困難であり、またバジル特有の色・味・香りを保ったまま、加工するのは非常に難しく、多くの人手や高いノウハウを必要とします。
しかしながらバジルの栽培には広い農地が必要なく、収穫した葉も軽くて運びやすいため、他の農作物に比べて扱いやすいという利点があります。
そして、大分県の国東半島は年間降水量が少なく温暖であるため、イタリア北西部の都市、ジェノバの地中海気候に似ている事から生産が始まり、最初のバジル生産農家はわずか5件でしたが、現在では100軒以上になり年間で安定した供給が可能となりました。
こだわりの品質を守る約束事
新鮮で美味しいバジルペーストを作るために、100軒を超える生産農家たちの中での約束事が一つあり「新芽から二節目までを手摘みする」という収穫時のルールが定められています。
手間暇かけ一つ一つ葉の状態を見て生育の状態が良いものだけ時間をかけて手摘みをすることでペースト状に加工したときに、硬い葉や茎などが食感を損ねることがなく、私たち消費者はいつでも美味しいバジルソースをいただけるのです。
まとめ
高い生産性を地域全体で実現させ「目指すは世界一の品質」と生産者たちの間で強い意思・向上心が生まれ、まさに「良い商品は良い原料からしか生まれない」というキユーピー株式会社の“ものづくり”を支えています。
このようなひた向きな姿と“ものづくり”への愛情が私たちの食卓を豊かにし「愛は食卓にある。」と言えるのでしょう。
皆さんいかがでしたでしょうか。
大分県国見町の生産者さんの努力から作られる美味しい「Italiante バジルソース」ぜひご家庭でお試しいただいてはいかがでしょうか。
画像・情報提供 キユーピー株式会社