朝、白馬の山へ入る。その日に出会えた山菜や食材を手に、厨房へ戻る。そして夜、それが一皿の料理へと仕立てられ、テーブルに届く。
長野県白馬村に佇む「ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新」では、毎日そんな時間が静かに繰り返されています。標高3,000m級の北アルプスを全室から見渡し、1,000本以上の日本ワインと旬の信州食材が織りなす「今日しか味わえない一皿」が、ゲストを出迎えるこのホテルは、白馬という土地の豊かさをそのまま皿の上に映し出す、真のローカルガストロノミーの場です。
複数部門での金賞というアワードが示す、日本ワインへの深い眼差し。そして、暮らすように過ごせる全室キッチン付きの空間。なぜ今、白馬にこのホテルなのか——その答えが、ここにあります。
30年の縁が注ぐ、一杯。ワインコンシェルジュ・吉田氏の選定哲学

「ワインは人であり、人との縁と信頼があって成り立つもの」——ワインコンシェルジュ・吉田氏のこの言葉が、LA VIGNE DINING FÛDOのワインリストのすべてを物語っています。
セラーに眠る1,000本以上の日本ワインは、吉田氏が30年にわたり全国の造り手のもとへ自ら足を運び、ひとつひとつご縁を重ねてきた結晶です。銘柄の知名度や評価だけでなく、「造り手の想い」を選定基準の核に置く姿勢は、ヴィンテージから新進気鋭の一本まで、日本各地の風土を映したラインナップとして体現されています。
グラスに注がれるのは、ただのワインではありません。吉田氏が造り手と積み重ねてきた信頼と対話の時間が、液体となって注がれるのです。その一杯と向き合うとき、ゲストはワインの向こうに、遠い土地の畑と、そこで丹精を込める誰かの手を、ふと感じるはずです。
今朝の山が、今夜の皿になる。ラ ヴィーニュが目指すローカルガストロノミー

「今日しか味わえない一皿」——このコンセプトは、ラ ヴィーニュ 白馬のダイニングにとって単なるキャッチコピーではなく、毎日の厨房を律する哲学そのものです。
その日の朝に山へ入り、自然から届いた食材をその日のうちに料理へと仕立てる。土の中でどのように育ち、どんな環境の水を飲んで生きてきたか——地元生産者のもとへ足を運び、「生産者の顔が見える食材」を一番美味しい状態で届けることに、料理人たちは知恵を絞り続けます。
料理長とワインコンシェルジュが日頃から食材とワインの情報を共有し、対話を重ねながら一皿一皿のマリアージュを組み立てるプロセスも、このホテルならでは。白馬の山が今日見せた表情が、そのままテーブルの上の物語になる。窓の外に広がる北アルプスの稜線を眺めながら、料理を口に運ぶとき——それはただの食事ではなく、この土地と深く対話する時間です。
春夏秋冬、白馬には「その季節にしか会えない光」がある

白馬といえば、パウダースノーとスキー。そのイメージは今も変わらぬ魅力ですが、ラ ヴィーニュ 白馬が提案するのは、四季すべてを理由に訪れたくなる「通年型の白馬」です。
春は雪解け水とともに芽吹く山菜、夏は緑豊かな山と湖のアクティビティ、秋はきのこや果実と紅葉の競演、冬は雪の中で甘みを蓄えた雪中野菜——同じホテルに再訪するたびに、窓の景色もテーブルの料理もまったく異なる体験が待っている。それが白馬の面白さであり、このホテルが通年の滞在を通して伝えたい魅力です。
全室に備わるキッチンと洗濯機が実現する「暮らすように過ごせる」宿泊体験は、旅と生活の境界を溶かします。ホテルはゲストにとって「地域のショーケース」であり、その滞在をきっかけに、周辺の街へ出歩き、地域と深く出会う縁結びの場でありたい——そんな想いが、ラ ヴィーニュ 白馬の随所に静かに宿っています。
「地域の隠れた光を見つけ、磨き、届ける」——ホテル ラ ヴィーニュ 白馬がその言葉を体現するとき、白馬という土地はもう一度、新しい輝きを放ちます。
北アルプスを一望する角部屋で目覚め、朝の山が運んだ食材を一皿に受け取り、30年の縁が注ぐワインで乾杯する。その積み重なりのなかに、ここでしか生まれない滞在の豊かさがあります。
スキーのシーズンだけではなく、白馬を四季すべてで味わいたくなる旅へ。ラ ヴィーニュ 白馬は、そんな新しい旅の始まりを、静かに、しかし力強く、待ち続けています。
■施設情報
施設名: ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新
所在地: 長野県北安曇郡白馬村北城 3020-1116
公式サイト:https://lavigne.by-onko-chishin.com
ダイニング: LA VIGNE DINING FÛDO

