旅行や出張、帰省などで長時間の移動をした後で「便が出にくい」と感じたことはないでしょうか。便秘にはさまざまな要因がありますが、移動中は運動量の低下や水分不足、生活リズムの変化によって便通に悪影響を及ぼすといわれています。
今回の記事では長時間移動と便秘の関係、意識したいポイントを紹介します。
長時間移動が便秘を招く?

車や電車、飛行機などで長時間座り続けると、からだを動かす機会が少なくなりますよね。
また、移動中のトイレを減らすために飲み物を控えたり、時間に余裕がなくて便意を我慢したりすることもありますよね。その他、食事の時間が不規則になったり、慣れない環境で緊張したりするなど、普段とは違う環境が重なることも便通に影響を与えます。
水分不足や便意の我慢に注意!

水分が不足すると便が硬くなるので、排出しにくくなる場合があります。そのため、水分を少量ずつこまめに飲むことを意識しましょう。
便意を感じたときは、我慢は禁物です。できるだけ、その場でトイレに行きましょう。移動前に時間の余裕を持ち、食事やトイレを済ませておくのを忘れずに。
移動中もからだを動かそう

移動中もできるだけからだを動かしましょう。たとえば、車での移動ではサービスエリアなどの休憩時に少し歩くのがおすすめです。電車や飛行機でも、安全を確認したうえで周囲の迷惑にならないように立ち上がるといいでしょう。座ったままでも足首を回したり、ふくらはぎを動かしたりできますよ。
旅行を楽しむために便通も整えよう
せっかくの楽しい旅行や帰省も、便通が悪くなっておなかの調子が悪いと心の底から楽しめません。水分摂取やトイレのタイミングを意識して、心置きなく旅行を楽しめるようにしてくださいね。
<監修者プロフィール>

山形ゆかり(やまがたゆかり)|薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター
糖尿病病棟での勤務経験から、予防医学と食事の重要性を痛感し、薬膳・発酵・フェムケアの専門家として独立。「腸内環境は健康の土台」の信念とエビデンスを軸に、飲食店や薬膳サロンなどの開発・レシピ監修に携わる。私生活でも、自家製味噌やキムチを欠かさない攻めの腸活を実践。季節の食材と薬膳を組み合わせた独自の「腸にやさしいレシピ」を探求し続けている。
