1.いつも通りなのに眠れない…

眠りにつくとき、からだは内側の温度を少しずつ下げていくといわれています。
ところが季節の変わり目は、昼と夜の気温差が大きく、湿度も変わりやすい時期。

夏仕様の寝具のままでいるとからだが冷えたり、逆に布団が厚すぎるとからだが蒸れたり。
寝室の環境がからだに合わなくなりがちです。
日の出や日の入りの時刻が変わり、光のリズムがずれることも一因と考えられています。

2.今夜からできる、眠りやすい寝室の整え方

睡眠の環境づくりでは、温度だけでなく、光や音、寝具の4つを意識しましょう。

温度と湿度は、暑すぎず寒すぎず「自分が心地いい」と感じる状態が目安。
室温だけでなく、寝具や寝間着を含めた布団の中の快適さもポイントです。

光は、寝る1〜2時間前から暖色系の落ち着いた照明に切り替えると、入眠モードに入りやすいとされます。スマホの強い光は寝つきを遅らせる可能性があるので、ほどほどにしましょう。

気になる物音があれば耳栓を取り入れるのもひとつの方法です。
そして朝は自然光を浴びると、体内時計が整いやすくなりますよ。

3.環境を整えても気になるときは、漢方という選択肢も

冬の朝に起きられない原因のひとつに、寒さによる睡眠の質の低下があげられます。
漢方薬は冷えや睡眠の状態、体質などに合わせて選び、からだの内側から整えることで、睡眠の質の向上を目指します。

<睡眠の質向上におすすめの漢方薬>
・抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
神経の興奮を抑え、緊張を和らげて不眠やイライラの改善に役立ちます。

・加味帰脾湯(かみきひとう)
胃腸機能を高めながら自律神経のバランスを整え、不眠や神経不安、神経症の改善に役立ちます。

漢方薬は体質に合ったものを選ぶことが大切。
自己判断せず、医師や薬剤師に相談しましょう。
忙しい人には、スマホで専門家に相談できる「あんしん漢方」もおすすめです。

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4.睡眠の環境づくりは「微調整」で、自分らしい快眠を

季節の変わり目の眠りにくさは、睡眠環境を見直すことでやわらぐこともあります。
まずは今夜、「暑くない? 寒くない?」と寝室を見直すことから始めてみましょう。