夏の訪れとともに、札幌の食シーンに注目すべきニュースが届きました。クロスホテル札幌は、土日祝限定ランチビュッフェ「心おどるカジュアルフレンチ」の夏メニューを一新し、2025年6月7日(土)から提供を開始します。単なるビュッフェのイメージを超え、美容や健康を意識する女性も満足できる、手間ひまかけた手作り料理と華やかなプレゼンテーションが魅力だといいます。フードライターとして、その詳細を取材させていただきました。
今回は、セールス&マーケティング課の柏崎摩利子さまに、夏メニューのコンセプトやこだわりについて詳しくお話を伺いました。
「ビュッフェのイメージを超える」手作りのこだわり
クロスホテル札幌のランチビュッフェは、2024年4月の開始以来、ほぼ全日満席という大好評ぶりを博しています。その人気の背景には、「既製品をほぼ使わず、素材から手作りにこだわっている」点があると、柏崎さまは説明してくださいました。「丁寧な暮らしや食生活を意識する感度の高い女性には喜ばれると思います。女性を意識して季節感を大切にし、盛り付けも華やかにしています」と、お客様の視点に立った工夫が伺えます。
単なる食事に留まらない「お集まりにピッタリな心おどるランチ」を追求するため、ビュッフェでありながら「写真映え」も強く意識されているとのこと。お客様が自然とSNSで発信したくなるような、フォトジェニックな料理の数々が用意されています。
爽やかさとコクが響き合う!一新された約20種の夏メニュー
一新された約20種の夏メニューのポイントは、「爽やかな柑橘やハーブ」だといいます。柏崎さまによると、例えば「3日間煮込んで作るソースとオレンジの香りの豚肉のロティ」は、オレンジの爽やかさとバルサミコのコクが、甘みのある豚の脂と見事にマッチしているとのこと。カポナータやチキン料理にもレモンを使用し、自家製ごま豆腐とトマトを合わせたヘルシーなカプレーゼなど、素材の味を活かしつつ、夏らしい軽やかさを演出しているそうです。
どの料理も、料理人が「素材の気持ちになり知識と技術を駆使し、数日かけて丁寧に仕込みをした」ものばかり。食材同士の食べ合わせや、ソースでのアレンジも楽しめるよう工夫されており、ビュッフェでありながらコース料理のような奥深い味わいを堪能できる設計になっています。
圧巻のウェルカムケーキと「美しさ」を追求したデザート
お客様を最初にお出迎えする、高さ約30cmの「ウェルカムケーキ」は、まるでウェディングケーキのような華やかさで、そのフォトジェニックな見た目はお客様の心を躍らせるでしょう。柏崎さまは「パティシエが直接カットしたケーキをサーブするのは手作りならではの体験。それぞれのデザートが主役のように、シンプルに2色くらいの色使いにし個性を出して目立つようにしている」と、デザインへのこだわりを語ります。海外の最新デザートも研究し、色の組み合わせを追求しているとのことです。
スイーツ界の巨匠、鈴木一夫シェフのオリジナルレシピによる「北海道牛乳を使ったソフトクリーム」も、その美味しさで多くの女性を笑顔にしているそうです。柏崎さまは「特に美容によい食品のこだわりはありませんが、おいしいソフトクリームは女性を笑顔にしてくれます」と、美味しさがもたらす幸福感を強調してくださいました。
その他にも、「美しさにもこだわったホールで提供をする」デザートのプレゼンテーションは圧巻です。チョコミントのクレープやフルーツのタルトなど、シンプルながらも計算された色使いが、視覚的な満足感を一層高めていると感じました。これらも料理同様、一つ一つ手作りにこだわっているそうです。
「大人女子」に贈る、活気とリフレッシュのひととき
クロスホテル札幌のランチビュッフェは「大人女子」をターゲットにしています。柏崎さまは「気の合う女性同士が集まって、おしゃべりをしながら好きな料理を好きなだけ食べる時間は、女性にとって大切な時間になります。健康でたくさん食べていただきたいので、手作りにこだわっています」と、この層が求める「健康」に応える姿勢を見せます。
また、「当館はおしゃれをしてきていただくお客さまも多く、多くの女性にみられる意識での美容やファッションへの意識の高い方が多いと認識しています」と、お客様の美意識にも寄り添うホテルならではの視点も。「癒し」だけでなく、「活気」「リフレッシュ」の時間を過ごしてほしいと考えているとのことです。
「人を感じるビュッフェ」をテーマに掲げ、料理人がお客様に直接ウェルカムケーキをサーブするなど、お客様との特別な繋がりを大切にしている点も印象的でした。
ホテル全体で「CELEBRATE TOGETHER」
クロスホテル札幌の「CELEBRATE TOGETHER」というコンセプトは、このランチビュッフェにも通底しています。広々としたレストラン「アッシュ」は、テーブルの組み合わせ次第で少人数から大人数のパーティーまで対応可能であり、様々な「お集まりにピッタリな心おどるランチ」を提供できるのが強みです。
地元の女性が主なターゲットとのことですが、「観光で有名なランチもいいですが、地元の人気分でホテルビュッフェを楽しむのもよいかもしれません」と、札幌を訪れる観光客にも新たな選択肢として提案してくださいました。
手間ひまかけた手作りの「心おどるカジュアルフレンチ」で、この夏、クロスホテル札幌で特別な食体験をされてみてはいかがでしょうか。きっと心も体もリフレッシュできるはずです。
プロフィール
シェフパティシエ 武田健作 様
1982年旭川市生まれ。
幼稚園生の時、クッキーを生まれて初めて作り、周りの反応がうれしく菓子作りに目覚める。
札幌の製菓専門学校卒業後、渡米。約1年間アメリカのベーカリーなどで学び帰国。
その後、地元旭川の洋菓子店、ホテルでベーカーチーフとして勤務。2016年、クロスホテル札幌シェフパティシエに就任。
お客さまのことを常に想い魅力あるビジュアルと、手作りにこだわったクオリティの高いデザートを追求し続ける。
【クロスホテル札幌 土日祝限定ランチビュッフェ 夏メニュー概要】
- 会場: 3階 レストラン アッシュ
- 料金: お一人さま 3,700円(税込) ※お子さま料金あり
- 提供期間: 2025年6月7日(土)~8月31日(日)
- 営業時間: 11:30〜15:00 (最終入場13:30)
ご予約はこちらから(https://cross-sapporo.orixhotelsandresorts.com/contents/lunch-2/)