藤井美樹WeeklyコラムVol.33 食事が整っていないと、何が起きるのか

2026.05.14

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こんにちは。
株式会社STAGE・株式会社Cport代表の藤井美樹です。

前回は、整っていないときに起きる「崩れ方」について書きました。

今回からは、実際の現場のケースをもとに、
整っていないことで何が起きているのかを見ていきます。

まずは「食事」からです。

食べていないわけではない

Tさん(30代前半・IT系)は、忙しく働いています。

在宅勤務が中心で、朝はコーヒーだけ。
昼はコンビニで軽く済ませることが多く、
夕方になると甘いものをつまむ。

「ちゃんと食べていないわけではない」と本人は言います。

実際、何かしら口にはしている。

でも、

・午後になると集中力が落ちる
・食後に強い眠気が出る
・疲れやすい

こうした状態が、当たり前のように続いていました。

効率を優先した結果

別のケースでは、20代の男性で、
とにかく効率を重視している方がいました。

料理も片付けもしたくない。
お腹が空いても、面倒なときは食べない。

昼はゼリー飲料で済ませ、
夜は人と会うことが多く、つまみ中心。

一見すると合理的な選択です。

でも実際には

・筋肉がつきにくい
・肌荒れが続く
・朝起きられない
・睡眠の質が悪い

といった状態が起きていました。

「足りていない」という状態

こうしたケースに共通しているのは、

食べていないというより、
必要なものが足りていない状態です。

エネルギーが足りていない。
栄養のバランスが崩れている。
食事のタイミングが乱れている。

その結果、

体は省エネモードになり、
エネルギーをうまく使えなくなる。

血糖値の乱れによって、
集中力や眠気にも影響が出る。

腸内環境が崩れることで、
肌やコンディションにも影響する。

食事は「体」だけの話ではない

ここで重要なのは、

食事の影響は、
体だけにとどまらないということです。

集中力が落ちる。
判断が鈍る。
疲れやすくなる。

こうした変化はすべて、
仕事や日常のパフォーマンスに直結します。

つまり、

食事は「健康のため」だけではなく、
判断と行動の質に影響する要素でもあります。

整えると、何が変わるのか

食事を整えると、
変化はわかりやすく現れます。

・午後の集中力が続く
・疲れにくくなる
・朝の目覚めが変わる

体温が上がり、
エネルギーを使える状態になることで、

「なんとなく不調だった状態」から抜け出していきます。

最初に整えるべき場所

整えるというと、

外見や習慣から入る人も多いですが、
実はその前に、

エネルギーが足りている状態かどうか

を見直す必要があります。

どれだけ良い習慣を作ろうとしても、
動くためのエネルギーがなければ続きません。

整えるとは、まず満たすこと

今回のケースで見えてくるのは、
整えるとは削ることではなく、
まず満たすことから始まるということです。

足りていない状態のまま頑張るのではなく、
足りている状態をつくる。

そのうえで、整えていく。

この順番が、
コンディションを安定させるためには欠かせません。

次回は、装いの視点から、
同じように「整っていない状態で起きていること」を見ていきます。
PROFILE
Miki Fujii / Representative Director
藤井 美樹
株式会社STAGE・Cport代表

藤井 美樹

“装い・内面・健康を整える”を軸に、複数のブランドを展開。装いの自己実現を支援する《オーダースーツサロン|Visionné》
脳と心を整える《ドライヘッドスパサロン|Salon by Papillons et nature》
美容と健康を支える《オーガニックセレクトショップ|Papillons et nature》
働く人たちが、日々のパフォーマンスや判断力、人との関係性をよりよくするために、「整えること」からライフスタイルを見直す支援を行っている。自身の経験を活かし、講演・執筆活動を通してキャリア設計やセルフマネジメントをテーマに発信。国家資格を持つ管理栄養士や熟練のスタイリストなど、各分野のプロフェッショナルと連携し、一人ひとりに合わせた実践的なサポートを届けている。

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