「今日は便が出ていない」
「これって便秘かも!?」
便通のリズムが乱れると不安になりますが、実は1日便が出ない日があるだけでは便秘とはいえません。
では、便秘とはどのような状態をいうのでしょうか。便の回数だけではなく、感覚的なつらさも含めて考えてみましょう。
便秘の目安

一般的に、便秘とは「週に3回未満しか便が出ない」状態を目安とされています。ただし、週に3回以上便が出ているからといって「便秘ではない」とはいいきれません。
- 便が硬くて出すのがつらい
- 強くいきまないと出てこない
- 出したのに残便感がある
- おなかが張ってつらさを感じる
このような状態は、便秘の可能性があると考えられます。逆に言えば、2日に1回しかお通じがなくても残便感がなければ「便秘」と思い悩む必要はないのです。
便秘の主な原因と対策

便秘の主な原因は、以下の通りです。
- 水分不足
- 食物繊維不足
- 運動不足
- 腹筋不足
- ストレス
- 便意を我慢するクセや環境
- 朝食を抜くなどの不規則な食事リズム
- ダイエットによる食事制限で便の量が減る
このような理由で便秘になる人が多いので注意しましょう。
便秘になりにくくする対策

お通じの不安があるときは、次のような対策がおすすめです。
- 水分と食物繊維をしっかり摂る
- 発酵食品を摂り、腸内環境を整える
- 腹筋をする
- 軽い散歩やストレッチで腸の動きを促す
「全部を完璧に行う」のではなく「自分の体力や生活リズムを見ながら、できることをできる範囲で」という意識で、便秘対策を始めてみませんか?
<監修者プロフィール>
山形ゆかり(やまがたゆかり)|薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター

糖尿病病棟での勤務経験から、予防医学と食事の重要性を痛感し、薬膳・発酵・フェムケアの専門家として独立。「腸内環境は健康の土台」の信念とエビデンスを軸に、飲食店や薬膳サロンなどの開発・レシピ監修に携わる。私生活でも、自家製味噌やキムチを欠かさない攻めの腸活を実践。季節の食材と薬膳を組み合わせた独自の「腸にやさしいレシピ」を探求し続けている。
