秋は過ごしやすい気候の日が多く、ピクニックなどの行楽に出かける人もいますよね。
ただし、美味しいものを食べ歩いたり移動が長時間になったりすると、腸に負担がかかることも。
気持ちのいい季節を存分に満喫するために外出先でも意識できる「腸活テク」を覚えておきましょう。
ポイントは選び方と食べ方

行楽地だと、揚げ物や甘いものを食べ歩きしたくなることも多いですよね。
ただし、そんな食事が続くと腸にダメージを与える可能性もあります。
できるだけ、腸に優しい選択肢を意識してください。
・旬の野菜やきのこが含まれる汁物や煮物を食べる
・主食は玄米や穀物入りのおにぎりを食べると、食べすぎ防止にも
また、食べ歩きは早食いになりがちな点にも注意してください。
美味しいものでも一気に食べず「一口ずつ、ゆっくり噛む」ことを意識すると、消化をサポートし、からだへの負担を軽減できます。
行楽中も腸を刺激

ハイキングやウォーキングは腸に刺激を与えることができますが、長時間の車やバス、飛行機の移動中は腸の動きが停滞しやすくなります。
そんなときは、手軽にできる「ながら運動」がおすすめ。
・サービスエリアでのストレッチ
・移動中のおなかのマッサージ
このように、少しでもおなかを動かす意識を持つことで、腸活が継続できますよ。
水分補給も忘れずに!

涼しくなると喉の渇きを感じにくくなりますが、腸のためには水分補給が大切です。
利尿作用のあるカフェインを含むコーヒーや緑茶だけではなく、常温の水や麦茶を携帯しましょう。
行楽中も腸活を楽しもう!
秋の気持ちのいい気候で行楽をすると、心身ともにリフレッシュができます。
でも、そこで腸活を疎かにすると、終わった後に反動が来ることも。
ちょっとした工夫をとり入れて、行楽先でも腸活を継続しましょう。
普段の食事にプラスするだけで腸活を意識できる「今日から腸活!」の活用という選択肢もあります。
家族や友達と、「一緒に腸活」を始めてみませんか?

<監修者プロフィール>

山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
【今日から腸活】
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